考えすぎるな 気楽に行こう

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優勝は「ライス」 キングオブコント2016感想

キングオブコント2016の感想をつらつらと。

 

最初に全体を通して感じたことをまとめておくと

・審査員のコメントが神がかっていた(とくに松ちゃん)

・極端にすべったネタもなく平和的に終わった

・CygamesのCMが煩わしかった(とくに結果発表の前の)

…という感じです。現行の審査方法も2回目ということで、審査員の緊張感もいい具合に緩和されたように見えました。ネタ後の感想も真をくった発言ばかりで、今回は審査に異論を投げつける自称お笑いファンも黙殺されたことと思う。だからブログで感想書いてもしょうがないんだけど、いち素人のチラ裏だと思っていただければ。

CygamesのCMに関してはしょうがないんだよなあ、提供ないと番組自体作れないし。ただM-1もR-1もCygamesを番組タイトルに掲げているくらいなので、日本のお笑いは Cygamesに支配されていると言っても過言ではない。「グラブる」という言葉でネタを作らされているのを見て怖くなったし、正直水を差された。

 

ということで忘れないうちにネタを振り返る!

 

しずる 443点

不利なトップながらも大健闘。最初の設定説明が最大に笑えるところなんだけど、最後まで失速することなく駆け抜けられたのは2人の演技力があってこそなのか。刑事としてのシナリオも王道でだいたい先が読めるんだけど、それでも笑えるのは言葉のチョイスや演技、表情すべて100点満点だからでしょう。これ順番が後半だったらFinal進出あったで!

 

ラブレターズ 424点

個人的には一番好きでもう4回は見た。一番笑った。ただ審査員はあくまで「コント」として点数をつけたのかなあと。だからこの結果に。歌ネタ王なんて大会もあるくらいなので住み分けがね…。おそらく2本目には2人が絡むしっかりしたネタを用意していたと思うのでそれが見れなくて残念。うだうだ書いてますが「歌い始めた瞬間が最も多い笑いであってはならない」という松ちゃんのコメントに尽きます。

 

かもめんたる 444点 決勝439

2本共にかもめんたるらしいネタでした。「キモチワルイコント」として1つのジャンルを確立したと思う。ただ優勝経験者としてのプレッシャー、前評判はあったわけで、同じ方向性のネタでは初見のインパクトが少し薄かったかと。もしもの話ばかりで申し訳ですが、2013年に同じネタをやっていたとしても優勝できたと思う。個人的には槙尾さんの困る演技にバリエーションがあったらネタに幅ができると思います。

 

ななまがり 430点

笑える人/笑えない人がはっきり分かれるネタかなあ。視覚的なおもしろさ、舞台演出に頼りすぎてた感が見透かされたのか。言葉のチョイス1つで大きく変わるネタだと思う。わけが分からないまま終わるネタって難しくて、ストーリーや明確なオチがないぶん、言葉で引き出す圧倒的な笑いが必要になる。動きも単調だったので伸び悩んだのかと。他のネタが見たい。

 

かまいたち 458点 決勝456点

1stはひとつのパターンで丁寧に笑いを取っていく緻密なコントでした。その反面、途中でつまずくのが許されない度胸が試されるコントでもあると思う。飽きさせることなく、進めば進むほど笑えてくるのは緻密な作りとタイミングの妙ですな。2本目はよく見る勝負ネタで、審査員も初見ではなかったのかなあ。短い時間でまとめると間が取れないのでそこが仇になったのか。

 

ジャングルポケット 466点 決勝464点

くすぶり感が否めない1stラウンドで最初にハネました。笑いやすい設定、トリオ特有のにぎやかな進行、ピン差しで繰り出す言葉のチョイス、全方向に向けて完成度が高かった。ただ2本目が1本目を超えられなかった。その分ライスと差が付いたのかな。十分売れているし、ライス優勝させてという空気を読んだのかもしれない。関係ないけど1st終わってから司会席に来たとき、太田がおたけを肩で押してて仲悪い感じが見て取れた。

 

だーりんず 431点

騒がしいコントが続く中、設定もオーソドックスで落ち着いて見れました。ただしジャンポケと対照的で、ピン刺しワードがハマらなかった。1つがうけないと全体がうけないやばいパターン。苦労人ぶりを主張するVTRのあとだったけど、人間味があまり感じられなかったのは残念。バイきんぐは「バイトで生活する苦労人→魂の叫び」という流れが面白くさせたのでしょうね。もっと荒らすようなネタでもよかったのかと。

 

タイムマシーン3号 445点 決勝448点

1stはぎりぎりの評価されたのかな…という感じです。見た目におもしろく分かりやすいネタでした。ただスタッフには嫌われるだろうな…。ほんととんでもないビジュアル、動き、道具で笑わせてただけなのでラブレターズの二の舞かとも思ったけど、意外に評価された感じ。有吉の壁でも同じことしてたけどもともと持ってるネタなのかなあ。2本目は真骨頂というか、いいところが存分に出ていました。関の演技力、動き、とぼけた顔…。ただオチが弱く短い時間にまとめられなかった印象。タイムマシーンはM-1でもそうなんだけど、ほんといいネタやって笑いも取るのに点数伸びないね…。

 

ジグザグジギー 433点

このコンビもkocに嫌われていますね(トップリード、うしろシティも同)パターンものだけど発展していく中で笑いが増えなかった。かまいたちの真逆を進んでしまった。審査員にも言われていたけど途中の顔芸が光っていました。緻密なコントより意外とビジュアルで魅せたほうがいいのではないかしら。一方からの観察で終結してしまうのももったいないかな。2人の絡みがない分発展もないので低空飛行が続いた印象です。箸の動きはデスサイクルと呼ばれるんだろうかw

 

ライス 466点 決勝470点 優勝

納得の優勝で安心。設定、演技力、展開、言葉選び、そして一番の笑いどころも明確で誰もが笑える、総合力で勝るコントでした。1本目から2本目への流れも秀逸で、1本目に植えつけた印象を2本目でさらに爆発させていた。結果としてトリオであるジャンポケと争いましたが、1人少ない割にスピード感、動きでも引けをとらないし、少ない分視線や意識を散らさなくても見れる。納得の優勝です。吉本劇場定着型芸人の賞レース優勝ははじめてかな?コロチキやトレエンはそんなに苦労していないイメージだし。

 

…以上チラ裏レポっす…

 

これから感想ブログ巡回するどー。

まあ「長年努力しながら苦労している人間の人生が変わる瞬間」が無事見れてよかったです。これでこそ賞レース!!

にしてもラブレターズの野球拳、ほんとよかったと思うんだけどなー。